アク抜きは素材のえぐみを取り除いたり、変色を抑えるための大切な下処理です。食材に合わせたアクの抜き方を紹介します。
【ほうれん草】沸騰したお湯で1分弱ゆで、水にさらす
ほうれん草のアクの成分はシュウ酸です。ゆでて水にさらすことでアク抜きできます。たっぷりの水を沸騰させて1分弱ゆでた後、水にさらして粗熱をとりましょう。
粗熱がとれたら根元で揃えてしっかり水気を絞ります。
【さつまいも】10分ほど水にさらす
さつまいもは食べやすい大きさに切ってたっぷりの水に10分ほどさらしましょう。水にさらしているとだんだん水が白く濁ってきますので2~3回程度水を入れ換えましょう。
さつまいものアクは皮の近くに多く含まれるので、皮をむく場合は厚めにむきましょう。
【ごぼう】酢水に10分ほどさらす
ごぼうは食べやすい大きさに切ってたっぷりの酢水に10分ほどさらしましょう。酢水の濁りが気になるようであれば取り換えてください。酢水の割合は水1リットルに対して酢が大さじ1~2程度が目安です。
また、最近のごぼうはアクが弱いので変色をそこまで気にしないのであれば水にさらすだけでも大丈夫です。
【れんこん】酢水に5~6分さらす
れんこんは食べやすい大きさに切ったらたっぷりの酢水に5~6分ほどさらしましょう。酢水の割合は水1リットルに対して酢が大さじ1~2程度が目安です。
また、酢水はれんこんが変色するのを防ぐ効果があるので、色味良く料理を仕上げることができます。
おわりに
野菜のアクの抜き方について紹介しました。コツをおさえて葉物野菜や根菜をよりおいしくいただきましょう。