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  3. 鍋でごはんをおいしく炊く方法

炊飯器で炊くごはんも手軽でいいですが、鍋で炊くごはんもおすすめ!やってみたいけど難しそう、そんな方のために鍋できちんとごはんを炊く方法をご紹介します。

おすすめは厚手でフタがしっかり閉まる鍋

ごはんを炊く鍋は熱が均一に伝わる厚手の鍋がおすすめですが、ステンレス製の鍋でも代用できます。また、熱を逃がさないようフタがしっかり閉まる密閉性の高いものを使用しましょう。

お米は袋から容器へ移して保存する

お米をおいしく食べきるために保存の仕方も注意しましょう。保存は10~15℃の温度を保てて、湿気・直射日光をさけることができる場所が理想です。おすすめは冷蔵庫の野菜室。買ったときの袋に入れたままだと湿気がはいりやすいので別の容器に移し替えましょう。

お米は手早く、力を入れすぎないようにとぐ

お米をとぐのは表面についたぬかを落とすためです。ぬか臭さが移らないよう、できるだけ手早く行い、お米がとぎ汁を吸わないよう、とぎ終えたらすぐに水を捨てます。

強い力でとぐとお米が割れてしまい、口当たりに影響するので注意しましょう。うっすらお米が透けて見えるぐらいの透明度になるまで水を替えながら何度か洗い、ザルにあげましょう。

水に浸して、お米をしっかり吸水させる

お米を洗って水気をきったらお米を鍋に移します。水はお米の体積の1.1倍を目安(お米2合の場合、水が400ml)に、お米の炊きあがりが柔らかめがよければ多めに、硬めがよければすくなめに調節しましょう。もともと水分の多い新米はいつもよりやや少なめの水加減にするといいですよ。

鍋にお米と水を入れたら、お米が白っぽくなるまで40分~1時間浸水させます。浸水させることでお米の芯までふっくら炊きあげることができます。

上手に炊くには火加減がポイント!!

ごはんをふっくら炊きあげるには火加減が重要です。お米と水を鍋に入れたらフタをして火にかけます。沸騰するまでは中火にかけて、フタの周りから泡がでて沸騰してきたら弱火にして15分加熱します。最後に30秒~1分加熱し、余分な水分を飛ばします。火を止めたら、水分が全体になじむように余熱で10分蒸らします。蒸らし終えたらフタを開け、ごはん同士がくっつかないようごはんを手早くほぐしましょう。

おわりに

鍋でごはんを炊く方法を紹介しました。基本を覚えたら自分の好みで水や火加減を調整してみてください。