おせちの重箱や雑煮用のお椀など、お正月などのには漆の器が活躍します。漆器を長く使えるように漆の性質を確認しましょう。
使用後はすぐにやわらかいスポンジで洗う
漆器は傷がつくとそこから水が入り塗りがはがれる原因となるため、やわらかいスポンジで洗いましょう。 長時間水につけておくのも避けて、なるべくすぐに洗いましょう。
急激な温度変化はNG
漆は急激な温度変化や乾燥に弱い性質があります。電子レンジでの使用や冷蔵後や食洗機の利用も避けましょう。保管場所もコンロ近くなどは向きません。
水滴のあとがつきやすいので、洗ったあとはすぐに拭いて
漆の表面は水滴のあとが残りやすいので、洗ったあとは丁寧に水気を拭き取りましょう。
重箱などの四角い容器は、角に水気が残りやすいので注意が必要です。箸にやわらかい紙や布を使ってすみずみまできっちり拭きましょう。
重ねるときは紙か布をはさみ、低めの場所にしまう
漆の器を重ねて長期間保管する際は傷がつかないよう、しまう時に器と器の間にやわらかい布か紙をはさみましょう。日当たりが良い場所は避けて、乾燥しにくい低めの場所へしまいましょう。
おわりに
漆器を使うときの注意点とお手入れ方法を紹介しました。 お手入れの基本を身につけて大切に使いましょう。