大雪(「たいせつ」と読みます。)は二十四節気のひとつ で、冬の節気になります。
大雪は太陽暦の12月7日頃。冬の寒さが本格的になる時期
大雪は二十四節気のひとつで、太陽暦の12月7日頃にあたります。大雪の頃は雪が激しく降り出す頃とされ、寒さが本格的になり、冬が本番を迎えます。
また、冷たい風が吹き始める時期で、山ではクマが冬眠に入り、ナンテンやクチナシの実が色づく頃になります。
冬将軍の到来
冬の厳しい寒さを表した言葉で「冬将軍」と呼ばれるものがあります。日本ではシベリアからの寒気団やそれによってもたらされる寒さを表現する言葉として使用されています。
冬将軍の語源は英語にあり、ナポレオンがロシアを攻め込んだ時に厳しい寒さのため撤退したことをイギリスの新聞が「general frostに敗退した」と表現したのに由来します。
雪を表す言葉
粉雪:さらさらした粉上の雪で、パウダースノーとも呼ばれる。軽くて乾燥している。
牡丹雪:牡丹の花のような大きなかたまりとして降る雪。
綿雪:綿をちぎったような雪。水分を含み、牡丹雪よりも少し小さいものをいう。
べた雪:水分を多く含んだ雪。
灰雪:灰が降っているような、ひらひらと舞いながら降ってくる雪。
細雪:細かい雪。また、細かい雪がまばらに降る雪。
どが雪:短期間にたくさん降り積もる雪のこと。
淡雪:はかなく消えやすい春の雪。
おわりに
大雪は二十四節気のひとつで、本格的な冬の寒さを感じる時期です。 冬支度はもうお済ですか?