処暑は二十四節気のひとつで、暑さが終わる頃を意味します。
処暑は太陽暦の8月23日頃。暑さが和らぎ、朝夕は心地よい風を感じられる頃に
処暑は二十四節気のひとつで、太陽暦の8月23日頃にあたります。
日中はまだまだ暑いですが、朝夕の風が心地よく秋らしさを感じる頃になります。萩の花が咲き、赤とんぼが飛んでいる光景も見られ始める時期です。
穀物が実り始める頃ですが、この頃は台風シーズンでもあり、台風襲来の特異日とされています。
処暑と台風
特定の天気が起こりやすい日を「特異日」と呼び、処暑の頃は台風が発生しやすいと言われる立春から数えて210日と220日目を指す二百十日と二百二十日と同様に、台風の特異日をされています。
台風の番号と名前の付け方に関する豆知識
気象庁では毎年1月1日以降で最も早く発生した台風を1号とし、発生順に番号を付けています。
欧米では人の名前が付けられています。台風委員会(日本含む)では、北西太平洋または南シナ海領域で発生する台風に関して、各国で取り決めた名前が付けられています。名前は140番目まで決められていて、141番目の台風には1番目の台風と同じ名前が付けられます。
通常は140個の名前を繰り返し使用しますが、台風委員会の加盟国や地域の要請を受けて名前が変更されるケースもあります。
おわりに
処暑は二十四節気のひとつです。日中はまだまだ暑いですから熱中症には注意しましょう。