小雪は二十四節気のひとつで、雪がふりはじめる頃を意味します。
小雪は太陽暦の11月23日頃。 寒さ対策の準備を。
日ごとに寒くなり、野山に雪が舞いはじめる頃という意味があります。
紅葉は終わりを告げ、本格的な冬の到来を感じるようになります。ときおり春を思わせる暖かな陽気の日もありますが、夕方になるとぐっと冷え込むので、外出する時はしっかり防寒対策をしておきましょう。
小春日和
小春とは旧暦の10月を指し、晩秋から初冬のこと。この頃、移動性の高気圧に覆われると、おだやかで春のようにぽかぽかと暖かな陽気になります。
これを「小春日和」と呼びます。春や他の季節に使える言葉ではないので、使い方をも違えないよう気をつけましょう。
他の国では…
外国にも冬が訪れる前のおだやかな陽気を指す言葉があります。
○アメリカ/カナダ:インディアンサマー
○イギリス:セント・ルカ祭の夏
○ドイツ/北欧など:老婦人(おばあちゃん)の夏
○中国:小春の陽気
おわりに
小雪は二十四節気のひとつです。 朝晩と日中の気温差で体調を崩さないよう気をつけましょう。