1. ホーム
  2. 10月
  3. 二十四節気のひとつ、寒露(かんろ)とは?

寒露は二十四節気のひとつで 、草木に冷たい露が宿りはじめる頃を指します。

寒露は太陽暦の10月8日頃。秋の深まりが感じられる頃に

寒露は二十四節気のひとつで、太陽暦の10月8日頃にあたります。

秋の長雨が終わり、朝晩は外気の冷たさを感じることもあるでしょう。紅葉が色づき、雁などの冬鳥が飛来しはじめます。

寒露の頃に咲く金木犀

金木犀は三香木のひとつ

10月のはじめ頃、近くを通るとその姿より先に香りで気づくことがある金木犀。
小さなオレンジ色の花をたくさんつけ、豊かな芳香が特徴です。

金木犀は「沈丁花(じんちょうげ)」「梔子(くちなし)」とともに「三香木」のひとつとされます。

中国ではお茶やお酒の香りづけに

中国では木犀の花を「桂花(けいか)」と呼び、お茶やお酒の香りづけに用いられています。

おわりに

寒露は二十四節気のひとつです。深まる秋にそなえて夏物と冬物の衣類を入れ替える頃ですね。