白露は二十四節気のひとつで 、大気が冷え込み、草花に白い露が宿りはじめる頃という意味があります。
白露は太陽暦の9月8日頃。秋の到来を本格的に感じられる頃に
白露は二十四節気のひとつで、太陽暦の9月8日頃にあたります。太陽が離れるため空が高くなり、秋らしい雲が多くなります。
白露には草花に白い露が宿りはじめる頃という意味があり、野原のススキが黄金色に色づきはじめるのもこの頃で、日中はまだ暑くても朝夕は肌寒く感じる日もあります。
ススキは秋の七草のひとつ
秋の七草のひとつであるススキは夏から秋にかけて花穂をつけます。ふわふわの穂は動物の尾に見立てた「尾花」という別名があり、万葉集にも歌われています。また、茅ぶき屋根の「茅」もススキのことです。
夏から秋に移る頃の「秋の長雨」には注意を
季節が夏から秋に移り変わる頃、大気の状態が不安定になりもたらされる長雨を「秋の長雨」といいます。この雨は「秋霖(しゅうりん)」や「ススキ梅雨」とも呼びます。台風と重なると大きな災害につながることもあるので注意が必要です。
おわりに
白露は二十四節気のひとつです。 徐々に秋らしさ感じるころですが、季節の変わり目でもあるため体調管理には気をつけたいですね。