春先は旬の新たけのこのがおいしい季節です。お店ではすでに下ゆでされて売られているものが多いですが、生のたけのこを手に入れたらぜひ、下ゆでにチャレンジしてみてください。
目次
下ゆでの材料
たけのこ:2~3本
米ぬか:1カップ
鷹の爪:2~3本
手に入れたたけのこは日をあけずに下ゆでを
たけのこはアクが強く、収穫から時間がたつにつれえぐみが強くなります。手に入れたらすぐに下ゆでまでしてしまいましょう。
先端を斜めに切り、縦に切り込みを入れることで火のとおりをよくする
たけのこはゆで上がるまでに時間がかかります。しっかりゆでるには、火のとおりをよくすることが大切です。
ゆでる前に先端を斜めに切り落とし、切り口を縦に深さ2cmぐらいの切り込みを入れましょう。
アク抜きのために米ぬかと鷹の爪を入れ、火にかける
アク抜きのために、ゆでる際は米ぬかと鷹の爪をいれます。大きな鍋にたけのこ、米ぬか、鷹の爪を入れ、たけのこがかぶるぐらいたっぷりの水を入れたらさっと手でなじませて落としぶたして火にかけます。
竹串を刺してスーッととおればゆで上がり。ゆで汁に入れたまま冷ますとえぐみが抜ける
たけのこをゆでる時の火加減は弱火で、ゆでる時間はたけのこの大きさにもよりますが1時間前後を目安にしてください。弱く沸騰させたまま、たけのこの太い部分に竹串を刺してみて煮えているかを確認しましょう。スーッと竹串がとおればゆで上がり。
えぐみが残らないようにするには、ゆで上がってもすぐに取り出さず、ゆで汁の中に入れたまま冷ますことがポイントです。
たけのこの皮はうぶ毛がなくなるのを目安にしてむく
ゆで上がったたけのこは、表面にうぶ毛なくなるまでむいて、ややかたい根元の部分は包丁で薄くひと回りむいておきましょう。
ゆで上がったたけのこを保存する際は水をはった容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。水を毎日かえれば1週間ぐらいは保存可能です。
おわりに
たけのこの下ゆで方法を紹介しました。基本をマスターして春の味覚を楽しみましょう。